今回、ブログでツアーの振り返りをしていて。
それぞれ違うツアーなのだが、まとめていると共通点があって面白い。
現地ガイドさんのお話しは経験豊富で面白い。
また。
外部からの視点で、何気ない指摘にハッと気付かされることがあります。
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ダイビングショップの中でも、【REI】のように、都市に居を構えるダイビングショップは「都市型ショップ」と呼ばれ、
海の近くにあるダイビングショップは「現地ダイビングサービス」と呼ばれます。
都市型ショップは、ライセンスを取得した方がそのままショップのメンバーとなり、その後も一緒にダイビングへ行くようになります。
現地ダイビングサービスは、そうではなく。日本各地もしくは海外、別のショップでダイビングを始めた方々が遊びに来ます。よって、初めて会うお客さんが多くなり、スタッフはそのダイバーの技量を把握しているわけではありません。
カードランクや経験本数などで、おおよそのレベルは判断します。
そして、それ以上のことを知るのに、質問すること。は、ない。
する必要ないのです。なぜなら。
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例えば、申込書を記入中。
(*G=ゲスト(参加者) T=谷本 S=現地スタッフ)
G「えっと。私のカードランクって何でしたっけ?」
G「認定団体って何のこと?」、、、「REIで良いんですよね?」
T「だめだめw」
S(うーん、なるほど。。。)
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所は海へ変え、ボートの上で準備中。
セッティング開始。
「ちょっとちょっと、その器材は◯◯さんのじゃないですよ!」
タンクに先にレギを付けてしまい、、、BCを持って首を傾げる。
セッティング(汗)。きょろきょろと周りを見て、誰かの真似しよう。
S「ウェイトは何キロですか?」
G「逆に私は、何キロですか?」
S(うーん、なるほど。。。)
セッティング風景や、準備の所作を見ればほぼほぼダイバーレベルはわかる。
ましてや、エントリーや潜降スタイルを見れば完璧に。
今回お世話になった伊良部島のガイドさんは、
「水底集合。その後、ロープ周りで5分間フリータイムにします。自由に泳いでください。」
とブリーフィングでお話ししていました。
制約を付けずにリラックスしてもらおうとの意図もあると思いますが、それ以上にみんなの動きを見ていました。
◆ほとんど動かない人…
S(自信がないのかな?)
S(楽しみ方がまだわからないのかな?)
◆中性浮力微妙…
S(あれ?イソギンチャクを蹴ったの気付いてないな?)
S(あー、完全にウェイトオーバー。)
◆タンクを叩いて音で呼んでるのに気付かない…
S(ブリーフィングちゃんと聞いてたのかな?)
S(夢中で音が聞き取れないのかな?)
って、見て考えているように。私には思えた。
* * *
もちろん初心者の時は、誰にでもあります。
ミスしても、恥ずかしいことではありません。ぜんぜん。
でも。
ダイビングは、上達すればするほど安全になり、楽しくなります。
常に学ぶことは大切ですし、それもダイビングの楽しみの一つです。
もっと、一緒に練習しましょう!
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まとめ。
ガイドさんは、何気なーく、あなた見ています。
「どこかで、誰かが、あなたを見ています。」からダイビングは安心なんですけどねっ!
*誰か個人のことを対象にした内容ではないです。本当に。一般的なダイバー論で。
次回は、
「最初が肝心!楽しいダイビングは準備が9割。」をお届けします。